
製造業や物流業への就職や転職を考えている方は、フォークリフトの免許の取得をおすすめします。しかし、数万円の費用がかかるため免許取得できないとお悩みかもしれません。
フォークリフト運転技能講習を受けるときに活用できる費用補助や助成金について、主に個人の方が利用できる制度を紹介します。
目次
教育訓練給付制度でフォークリフトの免許の費用補助が可能

フォークリフトの免許取得にかかる費用は補助が受けられます。ハローワーク(公共職業安定所)の教育訓練給付制度を活用しましょう。
教育訓練給付制度とは
教育訓練給付制度とは、本人が教育訓練施設に支払った受講費用の一部を国が給付金として支給する制度です。
| 教育訓練の種類 | 給付金 |
| 専門実践教育訓練 | 受講費用の50%(年間上限40万円) |
| 特定一般教育訓練 | 受講費用の40%(上限20万円) |
| 一般教育訓練 | 受講費用の20%(上限10万円) |
フォークリフト運転技能講習は一般教育訓練給付に該当するため、受講費用のうち20%(上限10万円)までがハローワークから支払われる制度です。一定の条件を満たす雇用保険の被保険者(在職者・離職者)が利用できます。
フォークリフトの免許の取得にかかる費用は3~5万円が相場です。そのため、6,000~1万円前後の費用補助が受けられます。
フォークリフト免許は教育訓練給付制度の対象です。フォークリフトの免許の費用補助を受けたい方は活用しましょう。
参考リンク:ハローワーク
受給条件
教育訓練給付制度の給付を受ける条件は以下のどちらかです。
| 対象者 | 条件 |
| 雇用保険の被保険者 | フォークリフト運転技能講習の受講開始日時点で、支給要件期間である雇用保険の一般被保険者として3年以上加入していたこと |
| 雇用保険の被保険者であった方 | フォークリフト運転技能講習の受講開始日時点で、3年以上雇用保険の一般保険者として加入しており、かつ一般被保険者資格を喪失した日(離職日の翌日)から1年以内であること |
フォークリフト免許の費用補助を受ける流れ

教育訓練給付制度を利用してフォークリフト免許の費用補助を受ける流れについてお伝えします。
ハローワークに書類提出
ハローワークで「教育訓練給付金支給要件照会票」に必要な項目を記入し、運転免許証やパスポートなどの本人確認書類を添付して、居住地を管轄するハローワークに提出します。照会結果は「教育訓練給付金支給要件回答書」により通知されます。
教習所の入校手続き
「教育訓練給付金支給要件回答書」を持参し、フォークリフト教習所で教習所入校手続きを行います。詳細な流れや必要書類はフォークリフト教習所によって異なるため、講習を受ける予定の教習所に確認しましょう。
給付申請手続き
フォークリフトの免許の講習を修了した翌日から起算して1か月以内にハローワークに給付金支給申請手続きを行いましょう。1か月を過ぎると費用補助が受けられなくなるため注意してください。通常、申請手続きには以下の書類が必要です。
- 教育訓練給付金支給申請書
- 教育訓練修了証明書
- フォークリフト講習の領収証
- 本人確認書類(運転免許証・パスポート等)
- 雇用保険被保険者証(雇用保険受給資格者証でも可)
フォークリフト免許の費用補助に関するよくある質問

フォークリフトの免許の費用補助についてよくある質問をまとめました。
無料で受講できる?
フォークリフトの免許を無料で受講することはできません。教育訓練給付制度を活用し、できる限り安く受けられるようにしましょう。お勤めの企業に社内支援制度がある場合、そちらを活用することもおすすめです。
法人向けの助成金はある?
人材開発支援助成金やキャリアアップ助成金を活用することで、社員のフォークリフトの免許取得費用の補助が受けられます。未経験者の採用や正社員登用に向けた教育制度を導入したい企業様は、ぜひ法人向けの助成金を活用してください。
職業訓練でフォークリフト免許は取得できる?
ハローワークが提供する職業訓練を通じてフォークリフトの免許を取得できます。職業訓練の期間中は職業訓練給付金の給付を受けられるため、離職中の収入が不安な方も安心です。
まとめ
フォークリフトの免許の費用補助について個人および法人の方が受けるための制度について紹介しました。個人であればハローワークで教育訓練給付制度を、法人であれば社員教育に関する各種助成金を活用しましょう。