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フォークリフトの種類は?それぞれの機能や最大荷重、必要な資格など詳しく解説

フォークリフトの種類は?それぞれの機能や最大荷重、必要な資格など詳しく解説

こんにちは!工場・製造業求人サイト「イカイジョブ」の編集部です。

工場や倉庫、物流センターなどで荷物の積み下ろしや運搬等を行うフォークリフトですが、意外と多くの種類があることをご存知でしょうか。

扱う荷物や大きさ、重量などによってフォークリフトの種類は異なり、業種によってもそれぞれの特徴が見られます。これからフォークリフトの仕事に就こうと考えている方に向けて、フォークリフトの種類別の特徴や必要な資格、運転する時の注意点など解説していますので参考にしてみてください。

フォークリフトとは?

フォークリフトは、車体前面に荷物を積み込むフォーク(爪)とそれを昇降させるマスト(支柱)を備え、エンジンなどの動力が付いた運搬車両のことを指します。油圧によって上下・傾斜するフォークを使用して、荷下ろしや積み込み、運搬、収納等が可能で、工場や倉庫、物流センターなどの荷役作業で幅広く活躍しています。

資格取得には現場での実務経験や普通自動車免許は不要で、技能講習を受講して学科試験及び実技試験に合格することで資格を取得することができます。

フォークリフトの特徴

ここではフォークリフトの一般的な特徴をまとめてみました。フォークリフトを見たことがある人でもそうだったのか、と感じる点がいくつかありますよ!

フォークリフトの動力

フォークリフトの動力は主にエンジン式とバッテリー式に分かれます。バッテリー式は電力を使い、モーターを動力とするため排気ガスが発生せず静かなのが特徴で、屋内の作業でよく用いられます。

一方、エンジン式の動力源はガソリン、LPG(液化石油ガス)、ディーゼル、CNG(圧縮天然ガス)があり、パワーとスピードを兼ね備えているため、何十トンもある荷物を運んだり、燃料があれば充電が必要ないことから長時間の作業が可能となっています。

エンジン式とバッテリー式にはぞれぞれにメリットがあるため、利用環境に応じて使い分けられています。

フォークリフトの最大揚高

フォークリフトの最大揚高とは、基準負荷状態(※)からフォークを最大に揚げた状態での上端部までの高さのことで、フォークリフトのマストの仕様によって2.5〜6mの高さまで上昇・下降することができます。ちなみに最大荷重1t以上のフォークリフトは、最大揚高3mが標準とされています。
※基準負荷状態・・・基準荷重中心に最大荷重の荷を負荷させ、マストを垂直にし、フォークの上面を床上30センチメートルとした状態のこと

フォークリフトの最大速度

フォークリフトの最高速度は10〜20km/hと低速です。リーチリフトであれば11km/h程度、カウンターリフトであれば20km/h程度が一般的です。公道を走ることは禁止されていると思われがちですが、道路交通法規定による自動車登録がされていれば公道を走行することも可能です。

ただし、荷物を積んだ状態での走行は禁止されています。また、公道での荷物の積み下ろしも基本的には禁止されていて、作業が必要な場合は警察署の許可が必要となります。

フォークリフトの形状

フォークリフトの運転席には、フォークが上昇して荷崩れを起こしても運転者に当たらないようにヘッドガードが設けられていたり、重心位置の高い荷が運転者に落ちてこないようにバックレストと呼ばれる荷受け枠が取り付けられるなど安全に作業できるよう設計されています。

また、倉庫や工場などの狭い場所でも小さなスペースで旋回ができるよう、車体本体がコンパクトに作られ、タイヤの切れ角(タイヤが動く角度)が自動車の2倍の70〜90度ある点も特徴的です。

フォークリフトの種類

フォークリフトの特徴がわかったところで、ここからはどんな種類があるのかを解説していきます。

カウンター式フォークリフト

カウンター式フォークリフトは、フォークとマストが車両の前方にある最も一般的なフォークリフトです。車体後方に重りとなるカウンターウエイトが設置されていることから、カウンターバランスフォークリフトとも呼ばれます。

この重りがあることで、重量のある荷物を持ち上げて運搬する際に車体を安定させ、荷重に耐えられる構造になっています。

また、フォーク(爪)以外にもアタッチメントの種類が様々あり、用途に応じて使い分けられています。例えば、ベールクランプというアタッチメントは左右から荷物を挟める仕様になっていて、古紙や布、袋詰めの荷物など弾力性がある荷物の運搬に適しています。

他にも、ロール紙のようにロール状になった荷物を挟み込んだまま回転させることができるロールクランプや、フォークが左右のどちらからでも360度回転する回転フォーク、棒状のアタッチメントを装着してロール紙やコイル状のワイヤーのように真ん中に穴が開いた荷物に差し込めるラムフォークなどがあります。

リーチフォークリフト

リーチフォークリフトは、止まった状態でフォークを前後に移動させることができ、立ったまま操作をするフォークリフトになります。タイヤが約90度回転するため小回りが利き、狭いスペースでの作業に向いています。安定性の良いカウンター式に比べて、タイヤが小さく車体に高さがあるため若干安定性が悪く、荷物を高く上げすぎるとバランスが取りにくい特徴があります。

サイドフォークリフト

サイドフォークリフトは名前の通り、フォークが車体の真横に付いたフォークリフトです。荷台が広いためパイプや木材といった、長さのある製品や部材を運搬する際に使用されます。

ウォーキーフォークリフト

ウォーキーフォークリフトは乗り込む場所はなく、立ったまま手元のボタンやレバーを使って運搬ができるフォークリフトになります。

主に、カウンターフォークリフトが入れないような狭い場所での作業に適しています。ただし、作業は自分で歩いて行わないといけないため、長距離での使用には向かないでしょう。

マルチディレクションフォークリフト

一般的なフォークリフトは前後への走行しかできませんが、マルチディレクションフォークリフトは前後に加え左右にも走行できることから、狭い通路など向きを変える十分なスペースがない場所で使用されています。

フォークリフトの最大荷重と許容荷重

フォークリフトは安全性と機能性を保つために最大荷重と許容荷重が設けられていて、車両ごとにコーションプレートと呼ばれるプレートに記されています。

コーションプレート
フォークリフトの荷重中心イラスト
フォークの長さと最大厚さ

最大荷重とは、フォークリフトの構造や材料に応じて基準荷重中心に積載できる最大の重さのことで、フォークリフトの規格で〇tフォークリフトと耳にしたことがある方もいると思いますが、〇tの部分が最大荷重を示しています。

ただし、最大荷重が〇tのフォークリフトでも必ずしも〇tの荷物を持ち上げられるわけではありません。フォークに載せた荷物の中心からフォークの根元までの距離(荷重中心)によって、持ち上げられる重量は変わってきます。荷重中心がフォークの根元から何mmの時に最大何kgの荷物を積んで良いかを表したものが許容荷重になります。荷物の荷重中心がフォークの根元から離れるほど許容荷重が小さくなるため、荷物の重さやサイズ、荷重中心をよく確認するようにしましょう。

種類別の最大荷重

フォークリフトは種類や規格によって最大荷重が異なります。
ここでは種類別の最大荷重を大手メーカーの製品を参考に調べてみました。

最大荷重の荷重中心はJIS規格で定められており、1t未満は400mm、1t以上5t未満は500mmとなっています。そのため、荷重中心が500mm以上離れている場合は最大荷重がより大きいフォークリフトを選ぶ必要があります。

カウンターフォークリフト最大荷重0.5~25t
リーチフォークリフト最大荷重0.9~4t
サイドフォークリフト最大荷重2.5~30t
ウォーキーフォークリフト最大荷重0.4~1.5t

フォークリフトの動力

フォークリフトの特徴で前述した通り、フォークリフトは電気を動力とするバッテリー式と燃料を動力とするエンジン式に分かれます。ここではそれぞれを詳しく解説していきます。

エンジン式フォークリフト

エンジン式フォークリフトはガソリン、LPG(液化石油ガス)、ディーゼル、CNG(圧縮天然ガス)などの燃料を動力としています。

エンジン式フォークリフトの最大のメリットはパワーがあること。30トンの荷物を運べるものまであり連続稼働時間も長いため、屋外での作業や重量物の積み下ろしなどで活用されています。

デメリットは、バッテリー式のフォークリフトよりも車体が大きい傾向にあるため、小回りがしにくく機敏な動きができない点です。狭い作業場所では作業効率が下がってしまうため、作業場所の広さと使用したいフォークリフトの大きさを確認しておく必要があります。

また、燃料を使用するため排気ガスが発生する点もデメリットとして挙げられます。排気ガスが充満してしまうため、閉鎖された場所や換気が悪い場所での作業には向いていません。

バッテリー式フォークリフト

バッテリー式フォークリフトはバッテリーの電力を動力としているため、排気ガスを発生させることがなく、屋内や環境に配慮が必要な場所で多く活用されています。車体もエンジン式に比べて小型で機動性に優れているため、比較的狭い作業場所でも使用できます。

デメリットは、連続稼働時間がエンジン式に比べて短く、パワーが劣る点です。また、エンジン式であれば燃料を補充すればすぐに稼働できますが、バッテリー式では電気自動車のように充電が必要になります。

そのため、長時間使用する職場や重量物を運搬する職場には不向きといえます。

フォークリフトの各部名称と役割

これからフォークリフトの資格取得を目指す人にとって、各部の名称と役割を知っておくことは重要です。ここではフォークリフトの各部の名称について解説していきます。
すでにフォークリフト資格をお持ちの方も、再確認しておきましょう。

カウンター式フォークリフトの各部名称

フォークリフトは自動車と同様、マニュアル車とオートマ車があります。オートマ限定などの区分はありませんので教習時にミッション・マニュアルどちらを使用した場合にも区分なく資格取得ができます。

ここではオートマの各部名称を解説します。

フォークリフト各部名称

マスト
フォークを上下させるために必要なレールの役目をしています。                  インナーマストとアウターマストに分かれていて、インナーマストを上にスライドすることでフォークを高く持ち上げることができる仕組みになっています。

ヘッドガード
荷物が落下して運転者に接触するのを防ぐ役割があります。                    かなり頑丈にできていて、フォークリフトの最大荷重の2倍の値(その値が4トンを超えるものにあっては、4トン)に耐える強度となっています。

リフトチェーン
フォークを上下させるためのチェーンです。最大荷重に対して5倍の強度が必要とされています。

リフトシリンダ
フォークを上下させるために必要な油圧シリンダです。                      

バランスウエイト(カウンターウエイト)
車体後部にありフォークに掛かる荷重に対してバランスを取るための重りの役割があります。

チルトシリンダ
マスト全体を傾けるための油圧シリンダで、傾きを調整する役割があります。

バックレスト
フォークに載せた荷物がマストの後方に落下するのを防ぐ役割があります。

フォークレール(フィンガーバー)
フォークを取り付けるためのレールで、フォークの間隔の調整ができるようになっています。

フォーク
ツメとも呼ばれますが、荷物やパレットを持ち上げるために使用します。

駆動輪(前輪)
動力を路面へ伝える役割があります。

操向輪(後輪)
ハンドルの操作に従って進行方向を変える役割があります。

カウンター式フォークリフトの運転席各部名称

実際の運転席を見てみましょう

フォークリフト運転席説明

ハンドル
車のハンドルと同様に操作して進行方向を調整します。

前後進レバー
車両を前進や後進をさせるためのレバーです。レバーを上に向けると前進、下に向けると後退、真ん中にするとニュートラルになります。

リフトレバー
フォークを上下させるレバーです。手前に引くとフォークが上昇し、前方に向けるとフォークが下降します。

チルトレバー
フォークを傾けるためのレバーです。手前に引くとマストが後傾し、前方に向けるとマストが前傾します。

サイドシフトレバー
バックレストとともにフォークを左右両側に100ミリずつスライドさせるためのレバーです。微妙な位置調整や倉庫内で荷物を密着させたり積み上げる時に使用します。

アクセルペダル
発進させたりスピードを上げたりするペダルです。

ブレーキペダル
スピードを落としたり停止させたりするペダルです。

サイドブレーキ
ペダルを足で踏んで押し込むことでペダルがロックするとともに「カチッ」と音がします。
パーキングブレーキとも呼ばれ、画像では見えていませんが、解除レバーを手前に引くことでサイドブレーキが解除されます。

フォークリフトの運転に必要な資格と難易度

フォーク資格は厚生労働省管轄の国家資格で、【フォークリフト運転特別教育 修了】と【フォークリフト運転技能講習 修了】の2つがあり、扱う荷重によって必要な資格が異なります。

ここからはそれぞれの必要な資格や取得方法、難易度について解説していきます。

また資格取得にあたっては、厚生労働省がまとめた資料も参考にしましょう。

※厚労省 マンガでわかるフォークリフトの安全衛生 

フォークリフト運転特別教育 修了

フォークリフト運転特別教育は、満18才以上であれば受講することが可能で、最大荷重1トン未満のフォークリフトを操縦できる資格です。

試験はなく、所定の学科・実技講習を受講することで修了証が発行されるため難易度は高くなく、学科、実技共に1日、合計2日あれば取得が可能です。

フォークリフト運転特別教育 受講内容

種別科目時間
学科走行に関する装置の構造及び取扱いの方法に関する知識2時間
学科荷役に関する装置の構造及び取扱いの方法に関する知識2時間
学科運転に必要な力学に関する知識1時間
学科関係法令1時間
実技走行の操作4時間
実技荷役の操作2時間

受講料は受講機関によって異なりますが、1万5000円〜2万円が相場と言われています。資格取得制度を設けている会社や工場では、取得費用を全額会社が負担する場合もあります。

フォークリフト運転技能講習 修了

フォークリフト運転技能講習は最大荷重1トン以上のフォークリフトを扱う資格で、こちらも満18才以上であれば取得が可能です。

フォークリフト運転特別教育よりも専門的な知識と高度な運転技術が求められるため、学科・実技ともに講習受講後の試験に合格する必要があります。普通自動車免許以上を持っている場合は4時間の学科講習が免除される優遇措置があります。

フォークリフト運転技能講習 受講内容と試験

種別科目時間
学科フォークリフトの荷役に関する装置の構造及び取り扱いの方法に関する知識4時間
学科フォークリフトの運転に必要な知己額に関する知識2時間
学科走行に関する装置の構造及び取り扱いの方法に関する知識(※普通自動車免許以上がある場合は免除)4時間
学科関係法令1時間
試験学科テスト
実技走行の操作20時間
実技荷役の操作4時間
試験実技テスト1時間

取得まで4日〜5日かかることが一般的で、トータルで36時間以上が必要です。一見難しそうな印象がありますが、合格率は95%となっていて難易度は低めです。

特殊車両免許

フォークリフトを公道で運転する場合には、前述の2つのフォークリフト資格に加えて特殊車両免許が必要となります。

フォークリフト求人で仕事を探す場合は、どこでフォークリフトを運転するかによって必要な資格・免許が異なってきますので注意しましょう。

特殊車両免許は、車両の寸法と出せる最高速度によって分類されていて、最高速度15km以下の小型特殊車両を公道走行させる場合は普通自動車免許または中型免許、最高速度15km以上の大型特殊車両は大型特殊車両免許が必要となります。

またフォークリフトの車両についても、一般車両同様に車検や税金、ナンバー取得、保険加入などが必要になることも覚えておきましょう。

▼フォークリフトの車両区分

小型特殊自動車大型特殊自動車
全長4.7m以下全長制限なし
全幅4.7m以下全幅制限なし
全高2.0m以下
※ヘッドガード装備がある場合は2.8m以下
全高制限なし
最高速度時速15km以下速度制限なし
総排気量制限なし制限なし
公道走行時に
必要な免許
下記免許のいずれか
大型特殊自動車免許/小型特殊自動車免許/大型自動車免許/中型自動車免許/準中型自動車免許/普通自動車免許
大型特殊免許

フォークリフトが活躍する業種

フォークリフト資格が、物流や倉庫などの限られた業界だけでなくさまざまな業界で活かすことができます。例えば

物流・倉庫業界 
トラックからの荷物の積み下ろしや移動、倉庫での入出庫など日常的にフォークリフトが使用されています。フォークリフトの使用頻度が高く、フォークリフトメインで考えている方におすすめの業種です。

製造業 
工場内での部品や製品の移動、出荷、保管など構内外でフォークリフトが必要とされています。フォークリフト以外の業務を任されることもあるため、仕事内容をよく確認する必要があります。

建設業 
建材の運搬や配置などにフォークリフトが使用される場合があります。

小売業 
大型店舗や倉庫型店舗などでは、商品の荷下ろしや搬入、陳列にフォークリフトが使用される場合があります。

農業 
農作物の運搬や出荷、資材の搬入などに使用されます。

このほかにもさまざまな業界の運搬・搬入シーンでフォークリフトが活用されています。自分が興味のある業種で働くことで、よりやりがいを感じられるでしょう。

フォークリフト運転は楽しい?

フォークリフトの運転が楽しいかどうかは個人の好みや経験によりますが、
「車を運転したり機械を操作するのが好きだからフォークリフトの運転が楽しすぎる」
「運転技術が向上して荷物の扱いがスムーズにできたときの達成感が味わえて楽しい」
「まるで自分が強くなったような感覚で重量物を運搬できる」など、
フォークリフトの運転は楽しいといった意見が聞かれます。

フォークリフトを運転するときの注意点

フォークリフトは1トン以上もの荷重を扱うため、運転時の安全確認はとても重要です。ここからはフォークリフトを運転する際の注意点を解説します。

死角を見逃さない

フォークリフトは広い視野を確保できる設計にはなっていますが、積み荷で前が見にくい場合やバック走行時など死角も多く存在します。安全確認をしっかりしたつもりでも目に見える範囲にとどまりがちなので、あらかじめ死角がどこにあるのかをある程度把握しておくと良いでしょう。

速度を出しすぎない

フォークリフトの運転では構内で定める速度を守ることはもちろんですが、積載荷重や作業環境に合わせた安全確保が求められます。

例えば、広く見渡しのよい倉庫での作業でも、積載量が多い場合には荷物の安定性を確保しながらゆっくりと走行するなど、制限速度を大きく下回る速度が必要な場合もあります。

フォークリフト運転の速度は、「制限速度を守る」とともに「運搬に適切なスピードであること」が重要です。

急発進・急ブレーキ・急旋回しない

フォークリフト運転での急発進・急ブレーキ・急旋回は事故に繋がる大きなリスクとなります。これらの動作は荷物の転倒に繋がり、運転者だけでなく周りのスタッフにケガをさせてしまう可能性もあります。また、荷崩れによる荷物の破損が生じた場合には、業務に大きな支障を与えかねませんので落ち着いた運転を心がけましょう。

許容荷重を守る・パレットの危険な積み上げをしない

フォークリフトの種類・規格によって許容荷重が定められています。許容荷重以上の積載は荷物の転倒リスクが大きくなりますので、運転時には必ず確認をするようにしましょう。

また、パレット積みもスペースの確保や積み下ろしの頻度を減らすためというような理由で高く積み上げてしまうことがありますが、パレットが破損したり、積荷が不安定になり荷崩れの原因となりますので避けましょう。

積み荷で前が見えにくい場合はバックで走行する

フォークリフトの積み荷で前が見えない、見にくいのはフォークリフト運転あるあるです。その際には後方確認を十分した上でバックで運転する必要があります。企業や工場によっては最初から前進が禁止されている場合もあります。前方が見にくく死角が多いにもかかわらず前進することは大変危険です。

まとめ

フォークリフトは業種や荷物によって様々な種類があり、それぞれに得意不得意があることがわかりました。フォークリフトの機能や種類ごとの特徴、運転時の注意点を正しく理解することでより効率的かつ安全に作業することができるでしょう。

また、フォークリフト資格はさまざまな業界で活躍の場が広がる国家資格であること、資格の難易度が低く未経験からでもチャレンジしやすいこともわかりました。運転や機械操作が好きな人や技術の向上にやりがいを感じられる人にとっては、より魅力的に感じられるでしょう。

いますぐ活用できない人も、取得しておいて損はない資格であると言えます。

会社によっては資格取得支援制度という、資格取得の費用を会社が負担し働きながら資格取得ができる制度もあります。

イカイジョブにもフォークリフトの求人情報や資格取得支援のある求人情報が掲載されていますのでチェックしてみましょう!

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