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【例文あり】玉掛け作業の志望動機を作る際のポイントは?向いている人や資格の履歴書への書き方も解説!

2022.09.13

こんにちは。工場・製造業求人サイト「イカイジョブ」の編集部です。

工場などの作業現場で見かける「玉掛け」。専門分野でなければ聞きなれない言葉ですが、誰でも一度は見たことのある作業だと思います!今回ご紹介するのは、この玉掛けのお仕事についてです。主な仕事内容をはじめ、どのような人に向いているかなどを解説していきます。志望動機を書く際のヒントや例文も最後にご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

玉掛けの仕事内容は?

工事現場や建設現場などでよく見かけるクレーン車は、人力では運べない大きな荷物をワイヤーなどに吊るして指定された場所へ運んでいます。このとき、クレーン操縦士とペアになって活躍するのが玉掛けの仕事です。

玉掛けとは、クレーンについているフックに荷物を掛けたり外したりする作業を指します。クレーンのある現場では無くてはならない仕事で、主な活躍の場は工事現場や建設現場、倉庫などが中心となります。具体的な作業内容は以下です。

クレーン運転士資格の試験内容とは

(1)荷物にロープやチェーンを掛ける
まずは、運びたい荷物にロープやチェーンなどのスリングを掛けます。このとき、荷物が運ばれる途中に落下したりスリングが切れたりしないよう、重心や荷重を計算して掛け方を決めます。

(2)クレーンを呼ぶ
荷物にスリングを掛けたらクレーンを呼びます。このとき、クレーンのフックが荷物の重心真上に来るよう誘導しなければなりません。

(3)荷物をフックに掛けてバランスをチェックする
フックから外れないよう荷物をしっかり固定します。ロープにねじれがあると運ぶ際に揺れてしまうため、注意します。

(4)クレーンを持ち上げてOKの合図をする
安全確認をしたら、クレーン操縦士に荷物を持ち上げるよう合図を出します。30cmほど持ち上げてもらい、荷物が問題なく安定していたらそのまま巻き上げ運んでもらいます。

このように、玉掛けは誤った作業をしてしまうと重い荷物が落下して大ケガを負うなど危険を伴うため、手順に沿って慎重かつ安全に進めなければなりません。作業で必要なロープの強度、長さ、クレーンで持ち上げた際のバランスなど、安全性を保つためには専門知識が必須となるため、玉掛けの仕事には資格が必要とされています。

玉掛け作業に向いている人は?

玉掛け作業は力仕事というイメージが湧きやすいですが、実はそれだけが向いている人の条件ではありません。どのような人が玉掛け作業に向いているのでしょうか?

コミュニケーション能力がある

クレーン作業の現場ではチームワークが大切です。現場の状況を見ながら合図や声掛けを行い、安全に作業を進めていく必要があるため、コミュニケーション能力の高い人が向いているでしょう。バスケットボールやサッカーといった団体競技の経験者にもおすすめです。

コミュニケーションをとるクレーンスタッフ

集中力がある人

玉掛けはクレーンのフックに荷物を掛けたり外したりする単純作業ではありますが、わずかなズレやゆるみでバランスが崩れるため、危険を伴う重要な仕事です。そのため、注意深く慎重に作業を行える、集中力のある人が向いているといえます。

玉掛け作業の志望動機を作る際のポイントは?

ここからは、実際に玉掛けの仕事に就くために考える志望動機について一緒に考えていきましょう。経験者、未経験者ともにアピールできるポイントはいくつかあります。

玉掛けやクレーンの資格をアピールする

先述した通り、玉掛け作業には必ず資格が必要となります。玉掛けにおいて必要な資格は2つあり、吊り上げ荷重1t以上の玉掛けには「玉掛け技能講習」、吊り上げ荷重1t未満の玉掛けであれば「玉掛け特別講習」です。扱う荷物の重量によって変わりますが、どちらか1つでも取得していれば十分アピールできます。

また、玉掛けはクレーンと密接に関わる作業なので、クレーンを操縦できる「クレーンオペレーター」の経験者も戦力となります。「移動式クレーン運転士免許」「クレーン運転士免許」といった資格を持っていれば、クレーン車を運転したり玉掛けの作業に入れたりと仕事の幅も広がるため、現場でも重宝されるでしょう。

未取得の場合でも、これから学んでいきたい旨を伝え、資格取得に前向きである意志をアピールできると良いですね。

玉掛けに活かせる自分の長所を述べる

先述した玉掛け作業に向いている人に当てはまる方は、自分の長所として述べるのがおすすめです。「団体競技の経験が長く、コミュニケーションには自信がある」「集中して物ごとに丁寧に取り組める」など、玉掛け作業員として活かせる長所を持っていれば、しっかりとアピールしてみてください。

玉掛け作業員としてやりたいことや展望を書く

入社後の展望も書き添えるとあなたの意欲が伝わりやすいです。「長所を活かしてしっかり働きたい」「玉掛けだけでなくクレーンの資格も取得してより活躍したい」など、会社への貢献に前向きな姿勢を伝えてみましょう。

自己アピールをしっかりとしましょう

玉掛けの志望動機例文を紹介!

ここからは履歴書を書く際の、志望動機の例文をご紹介します。経験者からの転職、未経験者からの転職の2パターンで挙げていますので、ぜひ応募の際の参考にしてみてください。

経験者の志望動機例文

「前職では約5年間、現場での玉掛け作業員として勤務しておりました。現場経験を通して、安全確保や作業員たちのコミュニケーションなど、役割の重要性を熟知しています。玉掛け作業は体力仕事であることや危険をともなう仕事でありながらも、チームワークを発揮することでスムーズに作業を進めていけるというやりがいを感じられるのも魅力です。今後は玉掛けだけでなくクレーンの資格取得も目指しながら、さらなる技術を磨いていきたいと考えております。また、技術はもちろん、周りを見る力や細かい気配りができるコミュニケーション能力も活かして、貴社の発展に貢献していきたいです。」

ただ経験者であることだけを述べるのではなく、経験したうえで感じた魅力や役割の重要性などが書けていますね。また、自身が玉掛けの作業員として適正な性格であることも強みとしてアピールできています。採用後は現状にとどまらず、さらに技術を磨いていきたいという意欲が伝えられているため、魅力的な人材に感じられるでしょう。

未経験者の志望動機例文

「私は他業界からの転職のため実務経験はありませんが、玉掛け技術者の資格を取得しており作業においての役割をよく理解しております。玉掛け作業は、他の作業員の方と連携を取りながら安全に作業を進めていく重要性にとてもやりがいと魅力を感じました。入社後は、貴社で必要な作業内容をしっかりと理解し、現場での経験を積んでいきたいです。そのうえで、玉掛け作業には欠かせないクレーンの資格取得も目指し、効率が良く質の高い業務で貴社の発展に貢献していきたいと考えております。」

未経験であるにも関わらず、玉掛けの仕事に魅力を感じて意欲的に資格取得に臨んだことが伝わります。そのうえで、現場の効率性も考えてクレーン操縦士の資格取得も視野に入れているという思いは採用担当者から見ても好印象でしょう。

玉掛け資格の履歴書への書き方は?

最後に、玉掛け資格保有者が履歴書に書く場合の記載方法をご紹介します。
玉掛け作業には、主に2つの資格「玉掛け技能講習」「玉掛け特別教育」が大きなアピールとなります。これらは免許ではなく講習を修了したという証明のため、「玉掛け免許」というような名称ではないのです。
そのため、履歴書に書くときは「玉掛け技能講習修了」もしくは「玉掛け特別教育修了」と記載しましょう。

なお、吊り下げ荷重が1t未満の場合、資格保有は必須ではありません。しかし、危険をともなう仕事のため資格を持つことが推奨されており、現場によっては「玉掛け特別教育」を修了していないと採用してもらえない場合もあります。資格保有している方は、必ず記載しておきましょう。

履歴書は丁寧に書きましょう

玉掛けは未経験者でも資格取得しておくと志望動機でアピールできる!

重い荷物を吊り下げる玉掛けという仕事は、単純作業のように見えて実は危険をともなう重要な役割であるがゆえ、資格が必要であることが分かりますね。つまり、資格を持っていれば履歴書の志望動機などに大きな強みとしてアピールできるということです。未経験者の方でも可能性のあるお仕事なので、今後、建設業界のような職種で働いていきたいと考えている方は、ぜひ資格取得からチャレンジしてみてくださいね。

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